会議や、セミナー、普通に会話でも、仕事でも「説明したらみなさん、納得してくれました。」
という場面に遭遇します。
あるいは「みなさんが、納得するまで、話します。」 と言う人もいます。
これって、ムリゲーじゃない?といつも、思っています。
人それぞれと一言で片付けようとするのも嫌ですね。
伝えたいと本気で思うなら、どう伝わったか聞いてみないとわかりません。
どこが、伝わり、どこが伝わらなかったのか丁寧に分析していかなければなりませんが、日常の会話ではちょっと難しいですね。
ただ、仕事や会議、健康に関しては、やはりどれ位伝わっているかは大事です。
医療的な検査のように、結果が数字に現れてきませんから。
会議やセミナー、プレゼンでは根拠をしめしたいですね。
数学や、プログラミングのように、(数字や言語などにより)誰が解いても、書いても結果が一律同じであれば良いのですが、実際多くのものは、そうも行きません。
言語、非言語のあらゆる方法を使っても、なかなか全てを伝えるのは難しいですが、伝える努力はしたいところです。
伝える限界があることを知っておこう
言葉は、厳密に選択して使ったとしても、限界はあるし、自分にも限界があります。
なので、伝えたいことの食い違いは当然と思ったほうがいいでしょうね。
言葉だけではなく、他の言語・非言語も使おう
言葉の限界はあります。
それを補うのが、根拠となる数字だったり、図だったりします。
もちろん、画像もいいですね。
だからと言って、数字だけとか、図だけだともっとわかりません。
互いに補うものとして使いましょう。
さらに、必要であれば逐語録もいいでしょう!
職種により、それぞれ使うものが変わってきますが、大切なのは丁寧に確認して進めて行くことですね。
「わかりましたか?」ではないですよ。
食い違いは、相手のせいでも、自分の説明が悪いとかの単純なことではなくて、なぜ食い違ったのかの根拠です。
具体例として
安全に歩くとは?
安全と言う言葉は、便利ですが具体的に安全の意味、根拠を示すべきですね。
安全に歩くとは?
大きく言うと転倒しないことです。
結果としては、筋力、視力、認知などが問題になってくると思います。
つまり、つまずくことが増えた原因はすり足で歩く、地面をひきずる、同じ場所でつまずくなど、リハビリや環境を整えることで解消して、安全を保ち、安全に歩くことができると意味での安全と言う言葉です。
他に、ふらつく原因となる疾病や、運動量の低下などの確認も大事ですね。
安全と言っても、対処法はそう簡単ではないし、それぞれの環境、年齢によっても違うわけです。
伝えることに手を抜かないことが大事です
伝えることは、丁寧に行わなければいけません。
いくら丁寧にしても、伝わってないこともあるということも理解していなくてはなりません。
その上で伝わらなかったところは、どこでなぜ伝わらなかったのかの分析も、都度確認が必要ですね。